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【シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち】プレイを終えての作品全体としての総評と諸々 [age]

age, シュヴァルツェスマーケン, PCゲームレビュー

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【オススメ度】★★★★★

この記事を読む前に確認と注意事項

2016年10月28日発売のage「シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち」プレイ終了後の総評記事となります。

ほぼ100%ネタバレを含んでいます。

これから「シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち」をプレイされる方には正直オススメしませんが、楽しみ方は人それぞれです。
この感想を踏まえた上で、自身でどう捉えるかって言うのも楽しみ方の1つだとは思います。

ですからこれから先を読み進めるのは自己責任でお願いしますね^^;

ヒロイン個別感想記事

この総評に先立って個々のヒロインの細かな感想を記事にしています。

【カティア・ヴァルトハイム】

【アイリスディーナ・ベルンハルト】

【リィズ・ホーエンシュタイン】

全ヒロインをクリアすると

自動的に「Der Weg geht weiter……」と言うシナリオに進みます。これはドイツ語で意訳すると「道は継続し…」と。

あの「東ドイツ革命」のその後…


例のトータル・イクリプスの「マスター」=テオドールをいよいよ確信できそうな意味深なセリフを発していたけど、名前は【ーーー】と伏せられていたね。
そして、DUTY -LOST ARCADIA-に登場する国連軍大西洋方面第1軍・ドーバー基地所属の西ドイツ陸軍第44戦術機甲大隊 通称「ツェルベルス」の名と、隊員達…
ラストは「DUTY -LOST ARCADIA-」のロゴで締めくくられた。
いよいよシュヴァルツェスマーケンとトータル・イクリプスを繋ぐ物語が始動するようだね。(今度は何age待つことになるのかな^^;)

前編クリア特典と好感度の引き継ぎ機能

前編の「シュヴァルツェスマーケン 紅血の紋章」をクリアしていて、同一PC内にクリアデータが有ると、ヒロイン好感度が引き継がれる機能が搭載されていたようだけど、自分は攻略が複雑になりそうだったから初回プレイ時に引き継ぎをするかどうかの選択は「NO」で進めました。

【追記】
全ルートクリアしているはずなのに「Der Weg geht weiter……」シナリオが開放されないって方が居るようですが、どうやら好感度引き継ぎ機能で「YES」を選んだ場合で、一定の条件に達していないと起こるみたいですね。
自分は前述のように「NO」で進めたのですが…
今作に限らずゲーム攻略後は下記サイトで「答え合わせ」をさせていただいていますが、このページの注意事項にも自分同様にやっぱり引き継ぎ機能「NO」で進めた記載が有りますね。
シナリオ開放がされない場合の参考にしてください。

同じくクリアデータが有ると解放されるボイスドラマ「流れよ我が涙、と女政治将校は言った」は、前編の海王星作戦の祝勝会後の酔っぱらいグレーテルの私室での醜態です^^;

内容の詳細は書きませんが普段いろいろ溜め込んでいる彼女が結構笑えます^^;

また、前編クリアしていると、リィズ√のあのシーンに1カット追加されます。

戦闘シーンのアニメーション演出

BETAとの戦闘シーン、戦術機相手の対人戦闘シーン共に随所でアニメーション描写が挿入されていて、その動きも滑らかでカッコよくて見惚れてしまった。

一方、BETAの動きも生々しくて気持ち悪さ半端なかった^^;特に、ゼーロウ要塞の壁面をよじ登る戦車級のキモさがリアル過ぎるw

戦闘シーンの演出だけでなく、様々な場面のゲームシステム自体も進化していて大変に良い仕上がりだったと思う。

(1ヶ月発売延期は伊達じゃない!?)

OP/EDと劇中BGMについて

OPテーマ曲は前作、アニメ版に引き続いてfripSideが担当した「white relation」。

 

前作「紅血の紋章」の「1983-schwarzesmarken-」とは対象的な悲壮感と切なさの強い楽曲だが、プレイ後に改めて聴くとそれぞれのヒロインの思いや結末、理不尽な現実といったものが込められた歌詞となっていることに気付かされる。
改めて「1983-schwarzesmarken-」とアニメ版OPテーマ「white forces」を聴いてみるとより顕著に思えた。

余談だけど自分的にはこの曲のイントロ部分が、アイリスディーナ√でのカティアとリィズの最期のシーンを思い出す度に頭の中でリフレインするんだよね。

EDテーマは予想通り各ヒロインごとで違っていて「ヒロインの望む未来」的な(「君の望む永遠」ではない^^;)思いの篭った曲でキュンキュンさせられた。中でもCVの南條さんの歌ったリィズ√ED「Lost Heaven」は彼女の辿った運命と心情にピタッとハマった曲だったと思う。

劇中BGMも前作、アニメ版に引き続きEvan Call(Elements Garden)が担当。
シュヴァルツェスマーケンのゲーム化、アニメ化での楽曲依頼をされた際に過去のマブラヴシリーズ楽曲を聴き直したとのご本人の話もあったように、背景にあるシリーズの雰囲気を醸し出しつつ、時代も国も違う「シュヴァルツェスマーケン」の世界観を見事に表現した楽曲の数々は圧巻とも言えた。(褒め過ぎ?)

初回版の同梱特典として、『シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち』
オリジナルミニサウンドトラックCDが付属している。

自分はこれについては未だ未開封。

何故なら、自分としては2016年11月30日発売の「シュヴァルツェスマーケン ミュージックコレクション」に大注目なんだよね♪

収録内容が「殉教者たち」の使用楽曲だけでなく、前作、アニメ版EDの各ヒロインVer等も含んだシュヴァルツェスマーケン完全網羅な内容だからです。

シュヴァルツェスマーケン ミュージックコレクション
V.A.
エイベックス・ピクチャーズ株式会社(Music)
2016-11-30

 

ちなみに収録予定楽曲の詳細は…(アニメ版公式サイトより抜粋)

【CD収録内容】
[disc1]
Tr.01 “Schwarzesmarken”Theme
Tr.02 覚悟を新たに
Tr.03 white forces / fripSide
Tr.04 黒の宣告
Tr.05 消せぬ苛立ち
Tr.06 Coup de grâce~慈悲の一撃~
Tr.07 張り詰めた空気
Tr.08 秘密
Tr.09 Stasi
Tr.10 Blackened Pride(Violin)
Tr.11 絶望の深淵
Tr.12 秘めたる野望
Tr.13 心のざわめき
Tr.14 仄暗い空の下で
Tr.15 災厄の潮流(ルビ:災厄の潮流=メイルシュトローム)
Tr.16 纏わり付く過去
Tr.17 勝利の確信
Tr.18 胸の楔
Tr.19 悔恨
Tr.20 同志として
Tr.21 死を運ぶ獣
Tr.22 溢れ出す怒り
Tr.23 恋心
Tr.24 純粋無垢
Tr.25 戦場を見つめて
Tr.26 焦燥
Tr.27 嘲笑
Tr.28 穏やかな時間
Tr.29 Jolly Rogers~西側の部隊~
Tr.30 雲間に射す光
Tr.31 陰謀
Tr.32 払われぬ疑念
Tr.33 交われぬ運命(ルビ:運命=さだめ)
Tr.34 前を見つめて
Tr.35 宣告の行方
Tr.36 一幕の終わりに
Tr.37 哀しみが時代を駆ける / Zähre

[disc2]
Tr.01 1983-schwarzesmarken- / fripSide
Tr.02 重圧
Tr.03 悪夢
Tr.04 対立
Tr.05 瓦解の危機
Tr.06 錯綜する戦場
Tr.07 Blackened Pride
Tr.08 束の間の休息
Tr.09 父との想い出
Tr.10 無心のひととき
Tr.11 優しい眼差し
Tr.12 死という現実
Tr.13 心に温もりを
Tr.14 翼よ、暁を渡る誓いの中で。 / アイリスディーナ・ベルンハルト(CV.山本希望)
Tr.15 昂ぶる感情
Tr.16 white relation / fripSide
Tr.17 「翼よ、暁を渡る誓いの中で。」(Instrumental)
Tr.18 「翼よ、暁を渡る誓いの中で。」(Piano)
Tr.19 固まる絆
Tr.20 思いを遂げる為に
Tr.21 Die is cast.
Tr.22 最後の灯火
Tr.23 Our Hands / Zähre
Tr.24 Last Desire / Zähre
Tr.25 Lost Heaven / リィズ・ホーエンシュタイン(CV.南條愛乃)
Tr.26 哀しみが時代を駆ける Iris ver
Tr.27 哀しみが時代を駆ける Katia ver

詳細は下記のアニメ版公式サイトで確認してください。

もう1つの初回版同梱特典…

内田弘樹書き下ろし小説『シュヴァルツェスマーケン 幸せでありますように』、これは西ドイツ陸軍第51戦術機甲大隊「フッケバイン」のキルケ・シュタインホフ少尉の「東ドイツ革命後」の話。

内容的にもその後の両国の背景など興味深い内容で、話自体も100ページ程度にまとめられていて読みやすかったです。

だけど、とても残念なのがコレだ。

カバーの裏表紙側に記載の「あらすじ」が…。

前作「紅血の紋章」同梱特典の「シュヴァルツェスマーケン ふたつの故郷、ひとつの道」と言うカティアが666と出会う前の物語のあらすじなのだ。

ある意味致命的な「誤植」で、公式サイトでも謝罪文が掲載され、訂正部分も公開されたけど後の祭りだったね^^;

ちなみに訂正された内容は下記の通り。(age公式サイトより抜粋)

(あらすじ【誤】)

十四歳となったカティア・ヴァルトハイムは、義理の両親を交通事故で失い、衛士幼年士官学校の門を叩く。人類に敵対する異星起源種・BETAと闘うため、戦術機の衛士を目指して厳しい訓練に励むカティア。
同期の少女たちと衝突しながらも、彼女は自分を信じて一歩ずつ進んでいく。
その心には、分かたれた二つの祖国への想いが秘められていた。

(あらすじ【正】)

東ドイツ革命後、東西ドイツは互いに良好な関係を築き始めていた。
革命の成就に加担した西ドイツ軍の衛士キルケ・シュタインホフは、東西ドイツが手を取り合って戦える事に安堵する。しかし、東ドイツ援助の影響で財政が悪化した西ドイツの不満の声を聞き、東西融和の瓦解を予感する。キルケは状況を打破するために、革命の立役者・第666中隊の衛士たちとの接触を図るのであった。

本体は1ヶ月の発売延期だったけど、付属特典の校正と細部チェックのツメが甘かったと言うしか無いね^^;  

総評:3つのルートに優劣を付けるなら

敢えて優劣を付けるなら、自分としては…

アイリスディーナ > カティア > リィズ

となる。

展開のバランスや、伏線の回収の上手さ、結末に至る各キャラの心情の変化などが一番キレイにまとまっていたのがアイリスディーナ√だった。特にこの√のリィズがシュタージ本部を壊滅させたシーンは、印象的だったね。彼女がどの√でもシュタージに植え付けられてしまった恐怖よりも「憎悪」が完全に勝った、命と引き換えにシュタージと決別を、テオドールへの一途な思いを貫くこと、ある意味一番前向きで「強い意志で立ち向かった」のだから原作・カティア√・アニメ版より「幸せな最期」だったのかもしれない。

逆に悲壮感と閉塞感は半端ないけど、結末ありきで微妙だったのがリィズ√。何だかあの悲劇的な結末が「決まっていた」ような作りのシナリオで、前述のED曲が良かった分、微妙に感じてしまった。

カティア√は原作準拠だから基本的にあまり評価できない。けど、その分CVによって、原作の「文字」だけでは伝わりきらない部分がひしひしと伝わって感情移入しやすかった。

共通していることは、どれを取っても個人の思いと組織の思惑を天秤にかけ、そこに過去や現実や愛憎が絡んでいて、テオドールの選択でそれらが「代償」を引き連れてやって来る展開

そして、いずれの場合でもリィズは逃れることの出来ない理不尽と業を背負い、ベアトリクスは過去の因縁と理想という名の妄執にとらわれているってことだね。そして、それらへの決着の付け方が3つのルートで違う。

どのルートも行く末は「DUTY -LOST ARCADIA-」に行き着くまでの「空白」となる手前で終わっているので、どれもその後が気になる終わり方だね。

作品全体…作品の本体だけでなく特典なども含めた総合的評価としては、若干残念な点も有るのだけどクオリティは高いと思うので、冒頭のオススメ度になった。

今後のマブラヴシリーズの展開の新たな可能性も垣間見ることのできる作品ってことは間違いはない出来だったと思う。

以上、長くなりましたが「シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち」のプレイ後感想でした♪

追伸:

全編を通して敢えて強く言いたいことが有ります。

それは…

「アクスマン許すまじ!(# ゚Д゚)」

 

 


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